昨日11月17日は雪谷地区の自治会で日赤施設見学会と称して「マイクロツーリズムで大田の魅力再発見」をテーマに3年振りに実施されたバスツアーに参加した。先日の大田区消防団合同点検に出席した後訪れた野鳥公園や城南島方面にもバスが通ったこともあり思い出深いツアーだったので、バスの車窓から撮った写真等を掲載する。(K.O)

海苔のふるさと館の体験学習室で大森の海苔の歴史の説明を聞き、展示を観て回った後 3階の休息コーナーから「ふるさとの浜辺」方面を望む。大森の海苔づくりは昭和37年に東京都沿岸の埋め立て工事計画に応じるため廃業したと言う。一緒に来た同じ自治会員のお母さんの実家も海苔を生業にして 昔この辺りに良く来たと言いうが、他の参加者の中にも実家が大森の海苔産業に関係していたと言う人もいて大田区内で生まれ育った人にとっては珍しいことではないようだ。昭和37年以前はこの辺りは海の中であった。
「ふるさとの浜辺公園」。ここは度々来る所で、以前は自転車で良く来たものである。最近は3週間ほど前に散策がてら平和島から美原通りを抜けて歩いて来た。ここに最初来た時は大田区に南国の島にある様なビーチがあると驚いたものだが、この砂浜が人工の浜辺とは信じられなかった。この後大田区青少年交流センター「ゆいっつ」で昼食、ここは宿泊設備もあり内部を見学させてもらった。
東京ゲートブリッジからスカイツリーを望む。バスは先日歩いた野鳥公園の側や城南島を走り東京港臨海道路の海底トンネルを潜り大田区に編入された令和島(令和元年に大田区に帰属)を抜け、スカイブリッジを渡り若洲海浜公園まで行きUターンした。以前歩いたことがあるが、ゲートブリッジは若洲海浜公園から中防昇降タワーまでは歩くことが出来る。令和島のコンテナ群を抜け羽田空港に向かう。
羽田空港国内線第2ターミナル展望デッキより離陸するアニメのイラストを描いたANA旅客機。
羽田空港の展望デッキより先程通って来た恐竜が向かい合うような形の東京ゲートブリッジを望む。
今度は黄色いアニメの旅客機と東京湾を取り囲む高層ビル群。この後は自由時間で羽田空港内のショップ街でお土産を買う。
多摩川スカイブリッジの先に富士山。
多摩川と夕陽を浴びる富士山。この後川崎大師方面に向かい東京都赤十字血液センター大田出張所前を通り(降車はせず)帰路につく。赤十字の7原則は 「人道」「公平」「中立」「独立」「奉仕」「単一」「世界性」だそうだ。大田区は地域の多様性を持った なかなか捨て難い魅力を持った良い所だと実感した。

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