昨日(3月15日)は荏原病院で行われた緊急医療救護訓練に傷病者役で参加してみた。地域の医療従事者や傷病役で参加した自治会の人々が大勢参加し、寒くて小雨が降る中だったが訓練は無事終了しました。緊急医療救護所は震度6弱以上の地震が発生した場合、発生から概ね72時間設置され医療救護活動を行う所で、この地域では荏原病院と東急病院がそれにあたります。軽症者向けには学校敷地内に軽症者救護所が設けられる場合があります。

傷病者役で集まった自治会関係者が訓練についての説明を受ける。与えられた怪我の状態や名前・性別・年齢等を覚えておき、医師によるトリアージ(多数の傷病者が発生した場合、緊急度や重症度に応じて治療の優先順位を決めること)と処置を受ける。

トリアージを受け、救護所に行く順番を待つ傷病者役の人達。2回の訓練を行ったが、自分は倒れた冷蔵庫に右手を挟まれたという役と倒れた箪笥に頭を打ち手がしびれているという役を仰せつかり、両方とも痛み止めのロキソニンを処方してもらうと言う段取りだった。訓練のせいもあり参加者皆スムーズに役をこなしていたが、実際の震災の際は医療関係者がすぐに参集できるのかとか、行儀よく治療の順番を待つ人だけとは限らないので、まずは自分の家の家具転倒防止策を講じるなど自助が求められると思った。

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